展示会ブースについて学ぼう
当サイトでは、ブースデザインにおける照明の活用方法や取り入れ方について紹介しています。
ムードのある雰囲気にしたい、作り出したい空間を演出するにはどんなことをするべきか、といった空間デザインの応用になれば幸いです。
機材必要の有無や、用意しておくと便利なものや色彩のコントラストについて分かりやすく説明していくので、すぐにでも取り入れていただけます。
色の持つイメージやオーラ、与える印象なども変わってきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ブースデザインと照明
ブースデザイン
とは、空間を生かしたデザインで最大限にスペースを活用することです。
しかし、どこも同じ作りにしていては集客アップにも繋がりませんし、場所の無駄遣いとなってしまいます。
ここで重要なのが照明効果です。
一般的に、暖色系は居心地の良さを与え長居をしてしまう、寒色系は早くその場から去りたいという気持ちになると言われています。
催し物には赤やオレンジを使用すると成功率がアップしやすいようです。
その場に合わせたムード作りも大切ですね。
全体を照らしたい場合は蛍光灯、部分的にとなればスポットライトが登場します。
特に照度は大事で、同じライトでもどこまで薄暗くするのか、明るいと暗いを上手く使い分けるといった技術も必要になってくるでしょう。
ブースデザインでは時に、機材の持ち込みをしなければならないことがあります。
こちらは空間の間取りを考え、一番最適なものを使用していきましょう。
展示会のブースデザインで使うと効果的な色彩
展示会では数日間の開催期間のために年間の広告費や販売促進費の大部分を使うこともある一大イベントです。
展示ブースデザインも開催期間が終われば廃棄するものですが、展示会の公式記録や自社ホームページなどで将来にわたって人目に触れることも可能です。
展示会は、B2B(ビジネス・トゥ・ビジネス。
事業者間取引)向け、B2C(ビジネス・トゥ・コマース。
消費者向け)で日程を分けていることも少なくありませんが、ブースデザインをそれぞれで変更することは困難です。
そこで展示ブースを有効に使うためには、事業者向け展示と消費者向け展示のスペースをすみわけすると効果的です。
事業者間では普段担当者同士だけでしか会えない相手と顔をつないだり、関連業種で調達先を見つける機会として活用できますが、消費者向けではエンドユーザーと直接触れ合ってアピールするだけでなく、ユーザーからのフィードバックを得るにも絶好のチャンスです。
ブースを物理的にすみわけするには、利用者だけでなく接客する自社スタッフや派遣スタッフにも趣旨が分かりやすいように、パーテーションなどで物理的に分けてしまうとせっかくのスペースが有効に活用できなくなってしまうので、床などの色彩で区分すると効果的です。
心理学を使ったブースデザインでブランディング化に期待
心理学を活用してブースデザインを行うことには以下のようなメリットがあります。
1.心理学の原則を用いた部屋は、人々の視覚に訴えかける効果があり、色彩や形状、配置などを工夫することで目を引き、関心を持ってもらいやすいです。
2企業やブランドのイメージを伝える重要な要素になります。取り入れるブースデザインによって、ブランドの特徴や価値を視覚的に表現し、来訪客に強い印象を与えることが出来ます。
3.心理の原則を応用した箇所は、快適な環境を提供することができ、適切な照明や配置、視覚的な調和などを考慮することで、訪問者がリラックスしやすくなり、滞在時間を延ばすことに繋がります。
4.コミュニケーションを活発化させる効果があります。開放的な配置や視線誘導、インタラクティブな要素の導入などによって、対話や交流を促します。
5.訪問者に特定の行動を促すためにも活用され、ブース内での動きや流れ、目標に向かって進むように誘導することが可能です。
集客力を高めるブースデザインは動きを持たせる方法も効果的です
展示会や見本市を開催するような場合、大きなホールを借りて沢山の企業が参加するイベントが全国各地で開催されており、それぞれの企業にブースが与えられるので、参加する日程に合わせてブースデザインを作り出す会社に発注をする方法も人気があります。
自作品でブースを作ってしまうとチープさが出てしまう問題があり、販売する商品による違いもありますが、ブースデザインはプロに任せた方が集客力を高めるには最適な選択肢です。
通常はエントランスや商品を陳列する什器、壁の造作物や看板、床面の素材の選定などがポイントになりますが、これらの造作物は組み立てを行うと展示会の開催期間中は変化を与えることはできません。
人の視線を集めるには魅力的なデザイン力は重要ですが、動きを加えることにより、注目度を高めることに成功する可能性は十分にあります。
例えばデジタルサイネージをエントランスに設置をする方法や、LEDビジョンを用いて壁側に対して動く映像を映し出す方法も効果的です。他にも半透明のアクリル板とLEDライトを材料にして光の色を自動的に変える機能や、光がアクリル板の中でランダムな動きを表現する仕組みなどアイデア次第で集客力のアップに期待が持てます。
ブースデザインの部材は次の展示会で再利用する
企業が出展する展示会は、予算をかなり掛けた大掛かりなものです。出展料が掛かるのは当然ですが、ブースを作り上げるのに多大なる労力が必要なので当たり前でしょう。
ブースデザインは自社で頑張って作るか専門の会社に任せるかの洗濯がありますが、とにかく一度使ったら何度も再利用して元を取る事です。
展示会はせいぜい3日か4日で終わってしまうものなので、間違えて壊すとかでなければ何度でも使えます。
例えば企業を象徴する動物のオブジェクトを作ってぶらさげていた、などの場合は毎回それを使うのです。何度も展示しているうちに、あれがあるからあの会社なんだと思ってもらえるぐらい周知出来たら成功でしょう。
最初の設計段階でデザイナーに依頼して作ってもらったとしたら、ブースデザイン自体が作品なので出来るだけ長く使いたいところです。
こういった飾り付けやパネルなど、たくさんのイベント用の品が会社の倉庫にはたくさん入っていて、定期的に活躍します。
移設のしやすさを重視したイベント向けのブースデザイン
企業が製品を紹介する場合には、大規模なイベントに出展するのが効率的です。また自社製品を展示したり商談を行うためには、機能性を重視してブースを作る必要があります。
イベントへの出展をサポートする会社で相談すると、個別の企業のニーズにマッチしたブースデザインを提案してもらえます。
特に各地のイベントに連続して参加する場合には、移設しやすいブースデザインにするのが理想的です。解体と輸送が容易な構造のブースを選ぶと、繰り返し活用して1回当たりのコストも大幅に減らせます。
一方で出展するイベントの内容によって、求められるブースのデザインも変わります。したがって移設のしやすさに加えて、臨機応変にデザインを変更できる点にもこだわるべきです。
実績が豊富な企画会社であれば、ディスプレーの設置が容易なブースを作ることができます。成功事例も参考にすると、企業のPR活動にも役立つオリジナルのブースを作ることが可能です。
有名デザイナーにブースデザインを依頼するリスク
展示会のブースデザインを行う場合には、高い集客効果を求めるために有名デザイナーに依頼すると言うケースも少なくありません。
斬新でありながら企業のイメージや商品のポイントを明確に表現することができるデザイナーは意外と少なく、これらを効果的に実現することで企業イメージを高めることができると考えている人が多いものです。
しかし有名デザイナーの場合にはそのイメージが固定していると言う人も多く、この部分に企業が過剰な期待をしてしまうこともあります。
デザイナーは常に新しいものを求める傾向も強いため、これはそれぞれの企業が持っている固定的なイメージと相反してしまうことも多いものです。
安心して集客効果を高めることができるものと期待して依頼すると、これが企業が持つイメージとは異なり様々な意見の食い違いを生み出してしまうこともあります。
そのリスクを十分に考慮した上で依頼することが重要であり、これまで気づかなかった新しい発想を柔軟に受け入れながら、集客効果とともに顧客に与えるブースデザインを模索することが重要です。
ブースデザインにおける動線設計の重要性とそのメリット
ブースデザインは、来場者の体験を左右する重要な要素の一つです。
その中で特に注目されるのが動線設計です。
動線とは来場者がどのようにブースを訪れ、どのように移動するかを指します。
この動線設計を適切に行うことで、来場者にスムーズで快適な体験を提供できます。
まず第一に、動線設計が適切であるとブース内での混雑が減少し、訪れた人がストレスなく商品やサービスを見て回ることができます。
結果として、来場者の興味を引きやすくなり、コミュニケーションの機会が増えるでしょう。
さらに、ブースデザインにおいて動線を工夫することで、各エリアの役割を明確にし、来場者の注意を引きたいポイントに自然と誘導することが可能です。
これにより、ブース自体の効果を最大化することができます。
最終的に、動線設計を含むブースデザインは来場者との関係構築を促進し、長期的な成果につながります。
適切な設計を通じて顧客満足度を高め、ビジネスの成長を支援するのです。
ブースデザインに役立つ体験型コンテンツの導入方法とその効果について
展示会やイベントにおいて、効果的なブースデザインを実現するためには、参加者に記憶に残る体験を提供することが重要です。
そこで注目されているのが体験型コンテンツの導入です。
体験型コンテンツを活用することで、訪問者はただ展示を見るだけではなく、実際に手を動かしたり、体験することで深い理解を得ることができます。
このようなアプローチは、単なる視覚的な情報提供ではなく、より深いレベルで情報を伝える手段となります。
ブースデザインにおいて体験型コンテンツを取り入れる際には、まず目的を明確にし、そのテーマに沿った体験を提供することが大切です。
また、参加者の興味を引くような新しい技術やアイデアを取り入れることも有効です。
例えば、VR技術を用いたバーチャル体験や、インタラクティブなデジタルディスプレイを使った演出などが挙げられます。
これにより、来場者は製品やサービスに対してより強い印象を受け、企業やブランドへの興味を高めることが期待できます。
さらに、ブースデザインにおいて来場者の導線を考慮し、スムーズに体験型コンテンツを楽しんでもらえるよう工夫することも大切です。
適切な導入により、展示会での集客力を向上させ、その後のビジネスチャンスを広げることが可能になるでしょう。
ブースデザインに役立つグラフィックのポイント
イベントにおいて、ブースデザインは非常に重要な要素となります。
多くの来場者に注目してもらうためには、見た目の美しさだけでなく、情報を効果的に伝えることが求められます。
そのために、グラフィックの活用が鍵となります。
まず、色使いや配置において、視認性を高める工夫が必要です。
目を引くカラーやデザインを選ぶことによって、来場者の注意を引きつけます。
また、一貫性のあるテーマを持たせることで、ブランドイメージを強化するとともに、ブース全体の印象を統一させることが可能です。
さらに、グラフィックを使って、情報を視覚的に整理することで、伝わりやすさが向上します。
例えば、図解やアイコンを用いることで、複雑な情報をわかりやすく表現することができます。
最後に、インタラクティブな要素を取り入れることによって、来場者の興味を引くことも効果的です。
デジタルスクリーンやタッチパネルを利用して、動きのあるグラフィックを組み込むことで、体験を豊かにします。
これらのポイントを押さえることで、より効果的なブースデザインを実現することができるでしょう。
ブースデザインを強化するインタラクティブ要素の魅力
ブースデザインを考える際に、インタラクティブな要素を取り入れることは非常に効果的です。
特に現代の展示会やイベントにおいて、来場者の興味を引きつけるためにインタラクティブな体験を提供することが求められます。
インタラクティブ要素を加えることで、参加者はただ見ているだけでなく、自らブースを体験できるため、記憶に残る印象を与えることができます。
このようなアプローチは、製品やサービスの理解を深め、その結果、顧客の購買意欲を高める効果があります。
また、インタラクティブ要素を効果的に取り入れる方法としては、デジタル画面を使った説明や、バーチャルリアリティを活用した演出などがあります。
これにより、来場者がブースに長く留まることを促し、詳しい説明を受ける機会が生まれます。
さらに、インタラクティブ要素を使用することで、参加者の反応を瞬時に得ることが可能となります。
これにより、次回のブースデザインに活かすための有益なデータを収集することができ、展示の質を向上させる手助けとなります。
効果的なブースデザインがブランドの一貫性に寄与する重要性とそのポイント
効果的なブースデザインは、イベントや展示会において成功を収めるための重要な要素です。
ブースデザインが洗練されていることによって、訪問者の注意を引きつけることができ、企業やブランドの魅力を効果的に伝える手段となります。
また、ブースデザインとブランドの一貫性を保つことは、来場者に対して統一されたイメージを印象付け、企業の信頼感を向上させることにつながります。
具体的なブースデザインのポイントとしては、テーマやターゲットに合わせたデザインを採用し、ユニークな配置や動線を生かすことが挙げられます。
また、視覚に訴えるカラーや素材の統一もブランドの一貫性を感じさせるために重要です。
さらに、インタラクティブな要素やデジタルコンテンツを活用することで、来場者に印象的な体験を提供し、記憶に残りやすくすることも効果的です。
このように、戦略的なブースデザインを通じて、ブランドのメッセージを強化し、イベントの成果を最大化することが可能になります。
展示会ブースについてもっと詳しく
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新着情報
◎2025/03/12
情報を更新しました。
>ブースデザインにおける動線設計の重要性とそのメリット
>ブースデザインに役立つ体験型コンテンツの導入方法とその効果について
>ブースデザインに役立つグラフィックのポイント
>ブースデザインを強化するインタラクティブ要素の魅力
>効果的なブースデザインがブランドの一貫性に寄与する重要性とそのポイント
◎2023/7/21
情報を更新しました。
>心理学を使ったブースデザインでブランディング化に期待
>集客力を高めるブースデザインは動きを持たせる方法も効果的です
>ブースデザインの部材は次の展示会で再利用する
>移設のしやすさを重視したイベント向けのブースデザイン
>有名デザイナーにブースデザインを依頼するリスク◎2020/6/17
照明機材の持ち込み
企業に評判のデザイン
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「ブース 照明」
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幕張ホール3の照明薄暗くて最悪なので画質が…!ブースの壁に小っちゃくていいんでLED付けてください…!
そしていよいよ来週末のこちら、照明オペ担当させていただいています。 山小屋は客席からの景色しか知らなかったので、この前ブースからの景色を見てちょっとドキドキしました。楽しみです。 x.com/hirosima_a_lab…
ユニモン動画みてブースの照明見て自分なりにホワイトバランス設定して寝る!
お迎えのご報告ありがとうございます😊✨ う、うちの子たちがたくさん並んでる!? しかもこんな素敵な照明とブースで撮影いただいて…!🥹✨ 私もこんな風に撮影できたら😭みんなとっっっても綺麗よ…✨🙏♥️ 南海先生も再度ご用意の予定がありますので、その際は是非✨✨ x.com/Bike_Neesan/st…
返信先:照明・VJブースに絡みに来てくれたし ゆーにさんワイももう好きw
何年か前、電球のフィラメント焼き切れたのを機に撮影用ブースの照明を何も考えずにLEDに替えちゃったのだけど、アレ撮影用には向いてないんよね。 肉眼では捉えられない明滅をデジカメが拾っちゃって画像のコンディションが安定しない💧
イルサを狙うか照明ブースを狙うか、でターゲットの首相を狙って暗殺阻止するのすごい