展示会ブースについて学ぼう
ブースデザインを考えるなら「照度」にもスポットを当てよう
ブースデザインを考える際、どうしてもどのような色や形にするかとか、記載する文字や写真、絵などにだけ集中しがちなのですが、ぜひとも考えて欲しいことに照度があります。
要するに照明の明るさというか、単に明るさだけではなくどこから照明をどのように当てるかということまでブースデザインの一環として考えてもらいたいのです。
当然ながらどんな展示会場でも、会場そのものの照明はあるはずですが、それに頼ってはいけないと言い切ってもよいくらいです。
展示したい商品についてはしっかりと照明を当てることを考えるだけで、同じ商品を同じように置き、他のブースデザインも同じようなものであったとしても全く効果が異なってくるからです。
この場合大事なことは、ブースを運営する側の担当者から見た照明の適切性を考えるのではなくて、あくまでも来場者の目線でみて効果的な照明になっているかどうかを設営の段階でしっかりと検証しておくことにあります。
見やすいブースデザインはまず正面の展示が重要
展示会では、限られたスペースで展示物の魅力を出さなくてはいけません。
形は色々ありますが、ブースデザインのポイントは何と言っても見やすいかどうかです。
紹介したいことが多いからといって、詰め込みすぎると見にくく何が重要なのか相手に伝わりません。
空間が空いているからといって、詰め込むのではなく余裕を持ってブースデザインしていくことが大切です。
まず、通路を歩いてきた時に目につくように正面にメインのものを置くことが重要です。
出来れば、奥に何が置いてあるのかもわかった方が良いでしょう。
正面の展示に興味を持った人が立ち止まったときに、奥にも目がいくようにします。
この時、入り口に案内係の人が立ってしまうことは避けて下さい。
中に興味を持っても、入口が塞がれてしまうと気軽に進むことができないからです。
奥の展示を見ている人が、外から見えるようにしておくことも大切です。
他の人に、あのブースには沢山人が集まっていると思ってもらえます。
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